東洋医学な毎日 女性と子供の為の野の花鍼灸院
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世界における鍼灸、日本の鍼灸、あれこれ

JUGEMテーマ:健康

先日、患者さんが、「鍼のすばらしさを是非、世界に広めてくださいよ。」と

言って下さり、うれしいのですが、「実は、イヤイヤ・・・。」

 

むしろ、欧米の方が医師たちの抵抗感が全くなく、どんどん取り入れており

いまや日本より進んでしまっているのかも?と寂しく思っています。

 

そんな中でアメリカのノースカロライナ州、ABC系列のテレビ局が、7月19日付け、

日本式の細くて、管*注Aを使う鍼を使うアメリカ人鍼灸師を紹介。

日本式の鍼術は、中国のとは違い、細い鍼で弱い刺激です。」

 

注A→髪の毛ほどの細さの鍼を「管」に入れて、一緒にトントンと叩いて

  鍼を刺入します。痛みを感じる神経線維より、圧力を感じる神経線維の

  方が太いので、脳は、圧力の方を認識します。なので、日本オリジナルの

  鍼は、痛くないのです。

 

第二次世界大戦後、GHQが「日本は鍼なんて野蛮なことをしている。」と

辞めさせようとして、医療現場での地位を下げられてしまったけれど、

そのとうのアメリカは、いまやバンバン鍼使って医学会でたくさん発表

してますから。

 

もちろん、世界的にもWHO(世界保健機関)が、鍼灸の効果を認めています。

 

そして、もはや、鍼灸が古典ではなく、現代医療としての地位を確立して

いるという記事について。

 

イギリス テレグラフ、デイリーメール、そしてタイムズ各紙に載った

7月4日付けの記事

 

鍼治療を受けながらの体外受精不妊治療の成功率は、2倍に上がる。」と

ロンドン・ホマートン大学病院のグループが「ヨーロッパ生殖医学界」に

おいて、発表した。

*その効果の機序の説明も、よくある古典の引用ではなく、

 現代科学に基づいた説明であった。

 

もう、何年も前の話ですが、中国の方に、「上海で鍼灸院やりませんか?」

とお誘い頂いたことがあった。上海のような大都会に集まる人々は、

体質が昔より繊細であり、かつ富裕層が集まるところから、

日本ブランド」が鍼灸においても有効だと言うのだ。

 

日本の繊細な鍼技術は、江戸時代に大きく花咲き、明治〜昭和初期に

おいても、素晴らしいカリスマな鍼灸師を産み出した。

戦争後、日本の鍼灸は苦難の道を歩んでいると思うが、

その良さは、じわじわと世界に広まっている。

いつか、逆輸入する形になるのだけは悔しいので、しっかり、

残していきたいと思う、今日この頃・・・。

 

 

 

| nonohana-sq | 20:50 | comments(0) | - |
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