東洋医学な毎日 女性と子供の為の野の花鍼灸院
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「食べる」を考えてみよう。 〜子どもの好き嫌いについて

JUGEMテーマ:育児

野の花鍼灸院

小児はりで通ってきている子で、意外とくだものが嫌いな子が

多いなと感じています。

 

ある子は、殆どの果物が嫌い、だからクリスマスのケーキも

いちごのケーキではなく、チョコレートのケーキが定番。

 

ある日、幼稚園の先生がその子の好き嫌いをなくそうと、

他の子が園庭で遊ぶ中、その子がバナナを1本食べきるまで

30分、向かい合ったそうな、その子も必死に食べたそうな。

「どんな味だった?」「不味い!!」

 

ん〜、確かに「成長期の偏食」は問題あるかもしれない。

でも、この子は、他の子よりむしろ、身体も大きく、

頭も賢い子なのです。

 

又、この位の年代は、食わず嫌いがあるにせよ、

基本は、食欲は本能であり、舌の細胞は大人の何倍も鋭敏で、

一方、果物の大半は、南国のもの、あるいは、本来夏の時期に

取れるものです。

つまり、火照った身体を「冷やす」ものなのです。

冬にバナナを食べたら? 言わずもがなですね。

お腹、冷えます。

 

その子のお腹、冷えてました。あ〜、バナナ。

お灸をしっかり、しました。「気持ち良い〜!」

 

保護者の方とは、集団生活では多少は仕方ないかもしれませんが、

おうちでは、余り、無理強いしなくても良いかもねという感じで

意見が一致。

 

いずれ、タイミングがあって、「美味しい」と思える日が

来るかもしれないけど、食べ物のうらみって結構残るのよね。

 

私も、牛乳飲むとすぐお腹壊してピーピーになるのに、

5時間目までひとりだけ、教科書ではなく、牛乳とにらめっこさせられてた

いや〜な思い出があります。毎回、先生の方が根負けしてたけど。笑。

 

皆さんは、どう思いますか?

 

| nonohana-sq | 00:55 | comments(0) | - |
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