東洋医学な毎日 女性と子供の為の野の花鍼灸院
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ありんこ踏んじゃった。この子は乱暴な子なの?

JUGEMテーマ:育児

野の花鍼灸院

 

小児はりにやってくる3歳の男の子。

元気いっぱい、お話しも大好き、新幹線も好き、ママが大大大好き。

 

元気が良すぎて、力の加減もまだ分からないし、

好きだと突進していくので、どうしても、お友達とトラブルにはなりやすい。

 

でも、基本は優しい子で、ママをすごく大事に思っている。

「先生、はい、どうぞ。」も、たくさんしてくれる。

 

ただ、幼稚園では、トラブルが多いからと、「乱暴な子」として見られて

いるそう。確かに「手間のかかる子」では、あるけれど、決して

乱暴なのではないと思うのだけど。。。

 

帰り際、「あっ、ありさんだ。」と私が言うと、

その子が、靴で踏んでしまった。

お母さんは、焦った。

 

ここで、私は、ある小学生の言葉を思い出し、お話ししました。

 

テレビで、子どもが同級生を傷つけたニュースを見た時、

「こいつら、小さい時、バッタの足もいだり、踏んずけたり

したことないんだよ。」

 

「命とか、殺すか、相手が痛いと感じることとか、分からない年頃は

動く虫とかいじるのが楽しくて、でもだんだん、分かってくるんだ。」

「虫も触らない、友達とけんかもしない、でくると、

手加減も限度も分からない。」

 

クッキーライン 野の花鍼灸院

 

すると、お母さんは、その子の目を見て、

「ありさんは、痛かったよ。踏んずけたら、可愛そうだよね?

もう、踏んずけるのはやめようね。」

男の子は、「うん。」とうなずいた。

 

たぶん、すぐ忘れて、またやっちゃう。

でも、繰り返し繰り返し、伝えていくことが重要なのかもね。

| nonohana-sq | 10:33 | comments(0) | - |
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