東洋医学な毎日 女性と子供の為の野の花鍼灸院
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高津漢方堂でお勉強会 「小児はりってどんなもの?知りた〜い。」

JUGEMテーマ:健康

火曜に診療している、新横浜のオルタ漢方堂の姉妹店「高津漢方堂」が、

田園都市線「宮崎台」にあります。

こちらの方々も健康に関して、とても勉強熱心。

 

今日は、特に「子供の身体」、「小児はり」について

いろいろ知りたい〜、ということで、僭越ながら

講義のご依頼承りました。

事前にたくさんのご質問を寄せて頂きました。

 

そのひとつには、

「おねしょに鍼灸が効果的だが、何故なのか?」

 

おしっこは、社長である「脳」、支社長である腰仙髄、工場長である膀胱

この3者が連携プレーすることで成り立つわけですが、

ひとつには、それぞれの発達のばらつきや遺伝もあるのです。

が、最近の傾向を見ていると、運動不足で頭ばかり興奮し、

明け方近くになって、ようやく深い眠りになっている、というのが

大きな要因ではと感じています。

 

小児はりは、東洋医学でいう所の「気血」の巡りを良くします。

西洋医学的に検証すると、血流がアップし、自律神経が安定し、

免疫細胞が活性されるのが証明されています。

つまり、「鍼の刺激」を子供たちの身体はうまく利用し、

成長を促していくのです。

 

子どもの力ってすごい!

 

熱く熱く、お話ししてたらあっという間にタイムオーバーに!

 

こういうお話しするの、すごく楽しい!

ご依頼あると、どこでも行っちゃう。

地球の裏側でも行きますよ〜。

 

 

| nonohana-sq | 18:24 | comments(0) | - |
オルタ漢方堂ってどんな所? 毎週火曜・新横浜・オルタ漢方堂

JUGEMテーマ:健康

まず、オルタ健康ステーションからご紹介!

 

30年前、生活クラブ(いわゆる生協です。なるべく誰が作った野菜か、

顔の見えるものが食べたい、自分たちの生活を自分たちでより良くできるよう

考えていきたい、と集まって運営している所です。)の中で、健康について

もっと広く考え、より積極的に活動して行こうと、

この「オルタ健康ステーション」が作られました。

 

そして、鍼灸治療院「オルタ漢方堂」が誕生!

 

オルタ漢方堂

 

待合室には、絵本がた〜くさん! 同時に健康に関するありとあらゆる書物が

たくさんあって、借りることもできます。

誰が読むのかしらんという専門書もあって、私も時々利用してます。

 

新横浜・オルタ漢方堂

 

無料で、おいしいあんず茶(中身はあんずではありません。1階のあんず薬局の

オリジナルブレンド茶なので、そう呼んでます。)が飲めるので、ゆったりと

椅子に腰かけて本が読めます。どなたでもいつでもフリーで利用できます。

生協の会員でなくても、外人さんでもokです!

 

新横浜・オルタ漢方堂

 

治療院の中です。ベッドは2つありますが、施術者は私ひとりなので

他の方に気兼ねすることもありません。

受付スタッフさんは、皆さん、よく気がきくし気持ち良い方々なので、

彼女たちに会いたくて通って来られる方がいるのも事実。

 

お近くの方、是非一度お越し下さいね〜!

 

| nonohana-sq | 20:54 | comments(0) | - |
絵本紹介「はらのなかのはらっぱで」 文/アーサー・ビナード

JUGEMテーマ:育児

絵本腹の虫 野の花鍼灸院

 

先日、「大妖怪展」に出品されていた、戦国時代に書かれた「針聞書」について

お伝えしました。

本日は、それを元に作られた絵本をご紹介いたします。

 

おどろおどろしくもあり、滑稽でかわいらしい、腹の虫たち。

オリジナルの本も周りは黄ばんでいるのに、虫の絵は鮮やかな色が残っていて、

今にも動き出しそうでした。

 

こういうちょっと怖い物見たさなものって、結構、子供たちは大好き。

 

出だしだけ・・・

「にんげんの みなさま はじめまして。

 はじめまして といっても もしかして はじめて じゃない

 かもしれませんけど。

 わたくし 肺(はい)むしと もうしまして・・・」

 

出ました! 肺虫くん。江戸博でフィギュア買いました。

この後、腹の中で大宴会。そして最後は?

 

後は読んでのお楽しみ!

 

詳しい解説本は、以下の通り

腹の虫 野の花鍼灸院

| nonohana-sq | 09:43 | comments(0) | - |
「腹の虫がおさまらない!」って、どんな虫?

JUGEMテーマ:育児

「腹の虫」もそうですが、こどもがキーキー言ってため息をついていると、

「あぁ、それ、かんの虫ね。」って、言われたことありませんか? 

かん(疳)の虫って、どんな虫ですか?

 

腹の虫 野の花鍼灸院

 

これ、実は、戦国時代(織田信長の活躍していた頃)に書かれた、

「針聞書」に出てくる「腹の虫」さんたちです。

この本は、九州国立博物館に所蔵されているのですが、今回、

江戸東京博物館でおこなわれている、「大妖怪展」に貸し出されています。

(残念ながら、「疳の虫」も「かんしゃく」も売り切れで、

「肺虫」と「亀癪」を手に入れてきました。)

 

こんな子たちがお腹の中にいると思ったらちょっと笑えます。

「かんの虫」も、「虫が悪さしているのであって、この子のせいではない。」

という所に日本人の優しさを感じます。

この本は、名前の通り、はり灸や漢方薬のテキストになっています。

 

ちなみに、かんの虫(子供がキーキーわめく、夜泣き、かんしゃくを起こすなど)の

「かん」は「病だれに甘い」と書きます。甘いものの取りすぎが原因とも言われます。

最近の西洋医学の研究でも、糖質類をとりすぎると

それを消費しようと思って、アドレナリンが出て興奮状態になると言われています。

最近は、小さな子にもペットボトルのお茶や、スポーツドリンクを飲ませているのを

よく見かけますが、お茶はカフェインが多いので、それも興奮剤になりますし、

スポドリや野菜ジュースも結構甘いので、

取りすぎには注意した方が良いかもしれませんね。

 

 

 

| nonohana-sq | 00:31 | comments(0) | - |