JUGEMテーマ:健康
火曜に診療している、新横浜のオルタ漢方堂の姉妹店「高津漢方堂」が、
田園都市線「宮崎台」にあります。
こちらの方々も健康に関して、とても勉強熱心。
今日は、特に「子供の身体」、「小児はり」について
いろいろ知りたい〜、ということで、僭越ながら
講義のご依頼承りました。
事前にたくさんのご質問を寄せて頂きました。
そのひとつには、
「おねしょに鍼灸が効果的だが、何故なのか?」
おしっこは、社長である「脳」、支社長である腰仙髄、工場長である膀胱
この3者が連携プレーすることで成り立つわけですが、
ひとつには、それぞれの発達のばらつきや遺伝もあるのです。
が、最近の傾向を見ていると、運動不足で頭ばかり興奮し、
明け方近くになって、ようやく深い眠りになっている、というのが
大きな要因ではと感じています。
小児はりは、東洋医学でいう所の「気血」の巡りを良くします。
西洋医学的に検証すると、血流がアップし、自律神経が安定し、
免疫細胞が活性されるのが証明されています。
つまり、「鍼の刺激」を子供たちの身体はうまく利用し、
成長を促していくのです。
子どもの力ってすごい!
熱く熱く、お話ししてたらあっという間にタイムオーバーに!
こういうお話しするの、すごく楽しい!
ご依頼あると、どこでも行っちゃう。
地球の裏側でも行きますよ〜。
JUGEMテーマ:健康
まず、オルタ健康ステーションからご紹介!
30年前、生活クラブ(いわゆる生協です。なるべく誰が作った野菜か、
顔の見えるものが食べたい、自分たちの生活を自分たちでより良くできるよう
考えていきたい、と集まって運営している所です。)の中で、健康について
もっと広く考え、より積極的に活動して行こうと、
この「オルタ健康ステーション」が作られました。
そして、鍼灸治療院「オルタ漢方堂」が誕生!
待合室には、絵本がた〜くさん! 同時に健康に関するありとあらゆる書物が
たくさんあって、借りることもできます。
誰が読むのかしらんという専門書もあって、私も時々利用してます。
無料で、おいしいあんず茶(中身はあんずではありません。1階のあんず薬局の
オリジナルブレンド茶なので、そう呼んでます。)が飲めるので、ゆったりと
椅子に腰かけて本が読めます。どなたでもいつでもフリーで利用できます。
生協の会員でなくても、外人さんでもokです!
治療院の中です。ベッドは2つありますが、施術者は私ひとりなので
他の方に気兼ねすることもありません。
受付スタッフさんは、皆さん、よく気がきくし気持ち良い方々なので、
彼女たちに会いたくて通って来られる方がいるのも事実。
お近くの方、是非一度お越し下さいね〜!
JUGEMテーマ:育児
先日、「大妖怪展」に出品されていた、戦国時代に書かれた「針聞書」について
お伝えしました。
本日は、それを元に作られた絵本をご紹介いたします。
おどろおどろしくもあり、滑稽でかわいらしい、腹の虫たち。
オリジナルの本も周りは黄ばんでいるのに、虫の絵は鮮やかな色が残っていて、
今にも動き出しそうでした。
こういうちょっと怖い物見たさなものって、結構、子供たちは大好き。
出だしだけ・・・
「にんげんの みなさま はじめまして。
はじめまして といっても もしかして はじめて じゃない
かもしれませんけど。
わたくし 肺(はい)むしと もうしまして・・・」
出ました! 肺虫くん。江戸博でフィギュア買いました。
この後、腹の中で大宴会。そして最後は?
後は読んでのお楽しみ!
詳しい解説本は、以下の通り
JUGEMテーマ:育児
「腹の虫」もそうですが、こどもがキーキー言ってため息をついていると、
「あぁ、それ、かんの虫ね。」って、言われたことありませんか?
かん(疳)の虫って、どんな虫ですか?
これ、実は、戦国時代(織田信長の活躍していた頃)に書かれた、
「針聞書」に出てくる「腹の虫」さんたちです。
この本は、九州国立博物館に所蔵されているのですが、今回、
江戸東京博物館でおこなわれている、「大妖怪展」に貸し出されています。
(残念ながら、「疳の虫」も「かんしゃく」も売り切れで、
「肺虫」と「亀癪」を手に入れてきました。)
こんな子たちがお腹の中にいると思ったらちょっと笑えます。
「かんの虫」も、「虫が悪さしているのであって、この子のせいではない。」
という所に日本人の優しさを感じます。
この本は、名前の通り、はり灸や漢方薬のテキストになっています。
ちなみに、かんの虫(子供がキーキーわめく、夜泣き、かんしゃくを起こすなど)の
「かん」は「病だれに甘い」と書きます。甘いものの取りすぎが原因とも言われます。
最近の西洋医学の研究でも、糖質類をとりすぎると
それを消費しようと思って、アドレナリンが出て興奮状態になると言われています。
最近は、小さな子にもペットボトルのお茶や、スポーツドリンクを飲ませているのを
よく見かけますが、お茶はカフェインが多いので、それも興奮剤になりますし、
スポドリや野菜ジュースも結構甘いので、
取りすぎには注意した方が良いかもしれませんね。
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