JUGEMテーマ:健康
東京スキンタッチ会で講演をして、参加した皆さんの熱心度に、
実際のお母さんたちのお話しを聞くにつけ、
益々、小児はりの必要性を感じています。
一方で講演でもお話ししたのですが、
時々、「この子、ものすごく、てこずる子なのですが、
小児はりで大人しくなりますか?」とお母さんに聞かれることが
あります。
「例えば、かんの虫など、身体のバランスが悪くて出ている症状に
関しては、改善すれば落ち着くでしょう。
但し、親の言うことをなんでも聞くとか、大人に都合の良い子に
なる訳ではありません。
小児はりで、健康になって元気になったら、むしろ、
よりてこずるようになるかもしれません。」
*「この言葉にはっとさせられました。」と早速、fbで
感想くれた方もいました。
子どもが丈夫に、元気に、楽しく、育つための、小児はりです。
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私が所属している、東京スキンタッチ会のご依頼で、
9月22日(祝)午後より小児はりの講座にて講演致しました。
*大師流小児はりの会・関東・元会長の森山さんと
私、副会長がタグを組んでおこないました。
関東の鍼灸学校では大人の治療がメインで、子供のための講義や
実技は、ほんの1回あるかないかが現状です。
しかし、潜在的なニーズはすごくある。でも方法が分からない。
なので、お申込みの勢いがこれまでの講座に無いくらいだった
そうです。
私は、公開治療の解説と、
「子どもの身体の診方」
「皮膚の違いを実感する(ワークショップ)」
「実際の臨床例(疳の虫)から考える」 でした。
終わった後、皆さんが興奮気味に声高に話されている様子が
あちこちで見かけられて、良かったなと安堵しました。
こういった講座では珍しい、「子連れOK」なので、
随分、にぎやかだったらしい(私は全然気にならなかったです。)のに、
皆さんの集中力はすごかったですね。
ご参加頂いた皆さん!小児はりで子供の笑顔、増やして下さいね!!
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先日、患者さんが、「鍼のすばらしさを是非、世界に広めてくださいよ。」と
言って下さり、うれしいのですが、「実は、イヤイヤ・・・。」
むしろ、欧米の方が医師たちの抵抗感が全くなく、どんどん取り入れており、
いまや日本より進んでしまっているのかも?と寂しく思っています。
そんな中でアメリカのノースカロライナ州、ABC系列のテレビ局が、7月19日付け、
日本式の細くて、管*注Aを使う鍼を使うアメリカ人鍼灸師を紹介。
「日本式の鍼術は、中国のとは違い、細い鍼で弱い刺激です。」
注A→髪の毛ほどの細さの鍼を「管」に入れて、一緒にトントンと叩いて
鍼を刺入します。痛みを感じる神経線維より、圧力を感じる神経線維の
方が太いので、脳は、圧力の方を認識します。なので、日本オリジナルの
鍼は、痛くないのです。
第二次世界大戦後、GHQが「日本は鍼なんて野蛮なことをしている。」と
辞めさせようとして、医療現場での地位を下げられてしまったけれど、
そのとうのアメリカは、いまやバンバン鍼使って医学会でたくさん発表
してますから。
もちろん、世界的にもWHO(世界保健機関)が、鍼灸の効果を認めています。
そして、もはや、鍼灸が古典ではなく、現代医療としての地位を確立して
いるという記事について。
イギリス テレグラフ、デイリーメール、そしてタイムズ各紙に載った
7月4日付けの記事
「鍼治療を受けながらの体外受精不妊治療の成功率は、2倍に上がる。」と
ロンドン・ホマートン大学病院のグループが「ヨーロッパ生殖医学界」に
おいて、発表した。
*その効果の機序の説明も、よくある古典の引用ではなく、
現代科学に基づいた説明であった。
もう、何年も前の話ですが、中国の方に、「上海で鍼灸院やりませんか?」
とお誘い頂いたことがあった。上海のような大都会に集まる人々は、
体質が昔より繊細であり、かつ富裕層が集まるところから、
「日本ブランド」が鍼灸においても有効だと言うのだ。
日本の繊細な鍼技術は、江戸時代に大きく花咲き、明治〜昭和初期に
おいても、素晴らしいカリスマな鍼灸師を産み出した。
戦争後、日本の鍼灸は苦難の道を歩んでいると思うが、
その良さは、じわじわと世界に広まっている。
いつか、逆輸入する形になるのだけは悔しいので、しっかり、
残していきたいと思う、今日この頃・・・。
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