東洋医学な毎日 女性と子供の為の野の花鍼灸院
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ありんこ踏んじゃった。この子は乱暴な子なの?

JUGEMテーマ:育児

野の花鍼灸院

 

小児はりにやってくる3歳の男の子。

元気いっぱい、お話しも大好き、新幹線も好き、ママが大大大好き。

 

元気が良すぎて、力の加減もまだ分からないし、

好きだと突進していくので、どうしても、お友達とトラブルにはなりやすい。

 

でも、基本は優しい子で、ママをすごく大事に思っている。

「先生、はい、どうぞ。」も、たくさんしてくれる。

 

ただ、幼稚園では、トラブルが多いからと、「乱暴な子」として見られて

いるそう。確かに「手間のかかる子」では、あるけれど、決して

乱暴なのではないと思うのだけど。。。

 

帰り際、「あっ、ありさんだ。」と私が言うと、

その子が、靴で踏んでしまった。

お母さんは、焦った。

 

ここで、私は、ある小学生の言葉を思い出し、お話ししました。

 

テレビで、子どもが同級生を傷つけたニュースを見た時、

「こいつら、小さい時、バッタの足もいだり、踏んずけたり

したことないんだよ。」

 

「命とか、殺すか、相手が痛いと感じることとか、分からない年頃は

動く虫とかいじるのが楽しくて、でもだんだん、分かってくるんだ。」

「虫も触らない、友達とけんかもしない、でくると、

手加減も限度も分からない。」

 

クッキーライン 野の花鍼灸院

 

すると、お母さんは、その子の目を見て、

「ありさんは、痛かったよ。踏んずけたら、可愛そうだよね?

もう、踏んずけるのはやめようね。」

男の子は、「うん。」とうなずいた。

 

たぶん、すぐ忘れて、またやっちゃう。

でも、繰り返し繰り返し、伝えていくことが重要なのかもね。

| nonohana-sq | 10:33 | comments(0) | - |
「食べる」を考えてみよう。 〜子どもの好き嫌いについて

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小児はりで通ってきている子で、意外とくだものが嫌いな子が

多いなと感じています。

 

ある子は、殆どの果物が嫌い、だからクリスマスのケーキも

いちごのケーキではなく、チョコレートのケーキが定番。

 

ある日、幼稚園の先生がその子の好き嫌いをなくそうと、

他の子が園庭で遊ぶ中、その子がバナナを1本食べきるまで

30分、向かい合ったそうな、その子も必死に食べたそうな。

「どんな味だった?」「不味い!!」

 

ん〜、確かに「成長期の偏食」は問題あるかもしれない。

でも、この子は、他の子よりむしろ、身体も大きく、

頭も賢い子なのです。

 

又、この位の年代は、食わず嫌いがあるにせよ、

基本は、食欲は本能であり、舌の細胞は大人の何倍も鋭敏で、

一方、果物の大半は、南国のもの、あるいは、本来夏の時期に

取れるものです。

つまり、火照った身体を「冷やす」ものなのです。

冬にバナナを食べたら? 言わずもがなですね。

お腹、冷えます。

 

その子のお腹、冷えてました。あ〜、バナナ。

お灸をしっかり、しました。「気持ち良い〜!」

 

保護者の方とは、集団生活では多少は仕方ないかもしれませんが、

おうちでは、余り、無理強いしなくても良いかもねという感じで

意見が一致。

 

いずれ、タイミングがあって、「美味しい」と思える日が

来るかもしれないけど、食べ物のうらみって結構残るのよね。

 

私も、牛乳飲むとすぐお腹壊してピーピーになるのに、

5時間目までひとりだけ、教科書ではなく、牛乳とにらめっこさせられてた

いや〜な思い出があります。毎回、先生の方が根負けしてたけど。笑。

 

皆さんは、どう思いますか?

 

| nonohana-sq | 00:55 | comments(0) | - |